HOME > ライブラリーセンターについて > 館長のあいさつ

館長のあいさつ

金沢工業大学ライブラリーセンター 館長 出原 立子

館長 出原 立子

金沢工業大学ライブラリーセンター(以下、LCと記す)は、1982年に次の4つの機能を有する工学情報センターとして設立されました。一つは教育センターとして、一つは研究センターとして、一つは卒業生のための情報センター(生涯学習センター)として、一つは地域社会の情報センターとしての役割を果たしています。LC の特徴の一つが、「サブジェクトライブラリアン(Subject Librarian)制度」です。LC の蔵書の中核をなす理工系専門資料や基礎教育?リベラルアーツに関する資料等は、金沢工業大学?国際高等専門学校の教員らで構成されるサブジェクトライブラリアンにより専門分野別に選定されており、学生らの学びに必要な資料を提供しています。また、情報検索?文献調査をサポートするレファレンスサービス、学習支援デスク、ライティングセンターなどの学びの場も提供し、サブジェクトライブラリアンと共に LC スタッフがサポートしています。また、シニア SA/TA の学生らが得意分野を学生に教え合う学びの場となる Knowledge Square もあります。
LCでは「教学半」(きょうがくなかば)という孔子の「書経」に書かれた教えを大切にしています。すなわち、教えることは学ぶことであり、教員だけでなく学生も教える立場になることで学びを深めることを勧めています。LC はその実践の場であり知の共創キャンパスの拠点です。
また、LC には「工学の曙文庫」と呼ばれる科学的発見や技術的発明が発表された印刷本の初版を体系的に収集した稀覯書コレクションがあり、約 2000 点を所蔵しています。その他、工学?科学技術の発展の基礎となる理論を視覚的?体験的に紹介する STEM?ビブリオ?プラザや、Digital Contents Factory という CG、アニメーション、映像などデジタルコンテンツを制作し学生達が主体となって活動できる場があります。さらに、PMC(Popular Music Collection)は、アナログレコードを中心としたコレクションを有し、それらのレコードを直接鑑賞しアルバムジャケット?アートにも触れられる環境です。
このように、皆さんの知的好奇心を刺激し、学びの感動を体験できる場所です。
LC を大いに活用して充実した学生生活を送ってください。

ページトップへ