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応用化学科の岡田豪講師、ロボティクス学科の平澤一樹准教授、南戸秀仁教授らの共同研究の論文が、国際論文誌「Sensors and Materials」の表紙を飾りました

応用化学科の岡田豪講師、ロボティクス学科の平澤一樹准教授、南戸秀仁教授らの共同研究の論文「TSL/OSL/RPL Automated and Integrated Measurement System (TORAIMS)」が、国際論文誌「Sensors and Materials」Vol. 33に掲載され、表紙に選ばれました。

この論文は、放射線量測定に広く用いられている熱刺激ルミネッセンス(TSL)、光刺激ルミネッセンス(OSL)、ラジオフォトルミネッセンス(RPL)の測定をテーマとしたもので、岡田講師、平澤准教授らは、TSL?OSL?RPLの特性を1つの装置で一元的に測定することができ、また多くの蛍光体材料に適用できるように設計された「TSL/OSL/RPL自動統合測定システム(TORAIMS)」を試作し、その優れた性能について報告しました。

論文誌「Sensors and Materials」は、センシング技術の多分野に従事する研究者にフォーラムを提供し、センシング技術、関連材料、関連現象および応用システムの理解を目的とした、実験?理論分野における独創的な研究を掲載する論文誌です。インパクトファクター(学術雑誌の影響度を評価指標)は0.599です。「Sensors and Materials」Vol. 33, No. 6(4), "7th Special Issue on the Workshop of Next-generation Front-edge Optical Science Research"は、6月24日に印刷版に先行して電子版が出版されました。

国際論文誌「Sensors and Materials」の表紙

掲載された論文の概要は下記のとおりです。

論文:TSL/OSL/RPL Automated and Integrated Measurement System (TORAIMS)

論文概要(アブストラクト):
熱刺激ルミネッセンス(TSL)、光刺激ルミネッセンス(OSL)、ラジオフォトルミネッセンス(RPL)は、放射線による発光現象であり、今日、放射線量測定に広く用いられています。また、既に多くの応用実績を持つ一方で、現在においても基礎科学から応用まで幅広い分野で活発に研究開発が行われています。これら現象は異なるものと考えられていますが、電子電荷の生成、捕獲、移動などの物理的プロセスは共通しています。これらの現象をより深く理解するためには、単一の材料でそれらの現象を包括的に評価することが重要です。このため、我々はTSL/OSL/RPL自動統合測定システム(TORAIMS)を試作し、その性能について検証しました。このシステムは、TSL、OSL、RPLにおけるあらゆる特性を自動かつ統合的に測定することができ、また、多様な分光特性を持つ多くの蛍光体材料に適用できるように設計されています。

著者:岡田豪(金沢工業大学)、平澤一樹(金沢工業大学)、柳田健之(奈良先端科学技術大学院大学)、南戸秀仁(金沢工業大学)

【関連リンク】

論文誌「Sensors and Materials」ウェブサイト

論文URL

岡田豪研究室ウェブサイト

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