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応用化学科4年の宇戸優貴さんと竹林文夫さんが「第25回日本セラミックス協会北陸支部秋季研究発表会」で優秀ポスター賞を受賞

応用化学科4年の宇戸優貴さんと竹林文夫さん(岡田豪研究室所属)が、11月18日にウィングウィング高岡で開催された「第25回日本セラミックス協会北陸支部秋季研究発表会」で、「優秀ポスター賞」をそれぞれ受賞しました。研究発表会で行われた21件のポスター講演の中から3件が優秀ポスター賞に選出された。

優秀ポスター賞を受賞した宇戸優貴さん(左)と竹林文夫さん

各受賞対象となった研究は以下の通りです。

題目:B2O3-Al2O3-Li2Oガラスにおいてラジオフォトルミネッセンス特性を示す添加不純物の調査

著者:宇戸優貴、岡田豪、南戸秀仁

内容:B2O3-Al2O3-Li2Oガラスを母体とする材料においてラジオフォトルミネッセンス(RPL)特性を発現させる添加不純物の系統的な調査を行いました。ここでRPLとは、放射線照射によって蛍光特性が材料中に付与される現象を指します。放射線の照射線量とRPLによる発光強度が比例関係にあることから被ばく線量計などに応用されています。しかし、世の中で認知されている材料の数が少なく、材料探索の一環として本研究を実施しました。その結果、SmやTbなどをはじめとした27種類の不純物のうちPbおよびBiを添加した試料においてRPLを示すことが明らかとなりました。また、Bi添加試料にPrを共添加することで感度が向上する事が明らかとなりました。本結果により新たな材料の幅や知見が広がり、今後の現象解明や応用展開に貢献することが期待されます。

題目:RPL特性を有するLi2CaSiO4:Euの放射線検出器としての応用法の検討

著者:竹林文夫、岡田豪、南戸秀仁

内容:Euを微量添加したLi2CaSiO4におけるラジオフォトルミネッセンス(RPL)特性を利用し、放射線検出器であるイメージングプレート(IP)への応用を試みました。ここで、IPとはレントゲン撮影などに応用されている放射線分布を検出?記録する事に用いられる検出器を指します。従来のIPには輝尽蛍光と呼ばれる特性を持つ蛍光体をプレート状にしたものが用いられ、産学連携室の南戸秀仁教授がコニカミノルタと共同開発したことでも知られています。一方、本研究では新たなアプローチとして輝尽蛍光ではなく、上記材料によるRPL特性を応用したIPの試作および検証を行い、電子機器の内部構造を明瞭にイメージングすることが可能であることを示しました。今回の研究成果より、Eu添加Li2CaSiO4によるRPLを応用したIPの可能性が示唆され、RPL材料のさらなる応用展開が期待されます。

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岡田豪研究室

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