応用バイオ学科
バイオの技術で「健康」「食」「環境」「美容」の問題に立ち向かう
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最新ニュース
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- NEW抗がん剤耐性を獲得したがん細胞に対する治療法開発へ期待 ―がん抑制因子p53の機能低下がもたらす 抗がん剤応答への異常を新たに発見―
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- 金沢工業大学応用バイオ学科の小島正己教授が国内研究機関との共同研究成果を伝統ある英国の医学雑誌「The Journal of Pathology」に発表
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- 尾関健二教授の取り組みが「Wellulu」に掲載
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- 【nature「Scientific Reports」掲載】 その神経毒性作用がアルツハイマー病を引き起こすと考えられている「アミロイドβ」。アミロイドβはラット睡眠中に脳髄液を送る繊毛の動きを鈍らせ、結果的にアミロイドβ自身の神経毒性を強めることを発見。金沢工業大学の研究チーム
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- 植物の根はなぜ下に伸び、絡みつくのか。 そのメカニズムの一端がISSにおける宇宙実験で明らかに。 金沢工業大学応用バイオ学科の辰巳仁史教授の研究グループ
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- 「物語の始まりへ」に山川達也さんが紹介されました(尾関研究室)
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- 応用バイオ学科の平田宏聡教授が中心となって企画?編集した、多細胞システムのメカノバイオロジーに関する特集号が国際科学誌で出版
研究室一覧
3年次後学期から研究室に所属し、1年間半、テーマに沿って研究活動に取り組みます。テーマ設定から調査?実験、論文の執筆、発表までを行います。
バイオ工学
- 尾関研究室
- 発酵
- バイオコンバージョン
- 機能性素材
- αEG
- レジスタントプロテイン
- 小田研究室
- 医薬品原料(抗菌、抗がん、抗ウイルス物質)
- 天然香料と化粧品原料
- バイオフィルムと薬剤耐性
- バイオリアクターによる物質生産
- カビと放線菌、カビ胞子
- 野村研究室
- 高圧技術
- 新規食品加工技術の開発
- 新しい特産品の開発
- 保存性の向上
- 地域社会の活性化
脳科学
- 辰巳研究室
- 一分子を見る
- 分子を光で操作する
- ナノテクノロジー
- スーパーイメージング
- 培養脳細胞
- 樋口研究室
- 脳磁計?脳波
- 脳機能解明
- AI?機械学習
- ゲーム依存
- BCI
- 小島研究室
- 脳科学
- 神経栄養因子
- 神経細胞の細胞生物学
- 情報生物学
- 創薬と診断
- 平田研究室
- メカノバイオロジー
- 力学-生化学シグナル変換
- 機械受容
- 細胞機能の力学制御
- がんの新規力学療法
遺伝子工学
- 袴田研究室
- 納豆菌
- 化粧品
- 食糧?環境?エネルギー?医薬
- 遺伝子工学
- パンデミック
- 佐野研究室
- 糸状菌
- 化粧品
- 遺伝子組換え
- 環境浄化
- 転写制御解析
- 相良研究室
- 遺伝情報解析
- オミクス解析
- データマイニング
- バイオデータベース
- 分子進化
学科Q&A
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カリキュラムを具体的に教えてください。
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バイオ工学と遺伝子工学はバイオ工学領域に属し、脳科学はバイオ情報領域に属するため、通常は異なる学科で学びます。けれども、本学ではこの2つの領域を融合したカリキュラム構成となっています。これは「バイオの時代」と呼ばれる21世紀となり、生物全般に関する幅広い知識が社会的ニーズとなっている状況へ対応するためです。高校生の段階で、生物に対する自分の興味を絞り込むのは難しいため、本学科で3分野をひと通り学んでから、最適な進路を選べるカリキュラムとなっています。
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学び方にどんな特徴がありますか。
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研究室体験プログラムを活用して、1年次から興味のある研究室に自由に出入りして教員の指導を受けることができます。やる気のある学生にとっては、1年次から研究室の先輩と話をして、実験風景を見学できるなど学びに対するモチベーションが上がる仕組みです。バイオ系の実験は時間がかかりがちなので、早い時期から実験技術を身につけておくと、研究をスムーズに進められるようになります。
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どんな人が向いているのでしょうか。
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バイオ工学、脳科学、遺伝子工学それぞれの分野で、最終的には世の中に役立つ製品づくりや技術開発を目指しています。バイオの知見を生かして、社会貢献や産業利用、企業活動に役立てたいと考える人には、学びがいのある学問分野です。
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就職先はどのようなところでしょうか。
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食品関係では開発?製造?品質管理?商品企画などで、医薬品関係では医薬品原料の製造、研究開発、MR(医薬情報担当者)が多いようです。特にサプリメントなど機能性で差別化を図る健康食品や医薬品の業界では、専門性の高いバイオの知識を生かして、機能的なメリットを説得力をもって説明できる人材として期待されています。応用バイオ学科だからこそ身につけられる広範な知識のバックボーンは、食品や医薬品業界で幅広く活用できます。最近増えてきているのがヘルスケア関連のIT系企業で、こうした進路を選ぶ学生も出ています。
物語の始まりへ
180秒のヒューマンドキュメント「物語の始まりへ」はテレビで毎週放送中。学生たちの活躍が動画でご覧いただけます。
応用バイオ学科の学生が登場する回
- File.974 山川達也(尾関研究室/α?EG/高温障害米/酒造用酵素剤開発)
- File.963 小野尭明(尾関研究室/高含有のα?EGについて/商品化に貢献)
- File.938 宮田実咲(小島研究室/脳由来神経栄養因子BDNFに注目)
- File.898 中濱安加里(袴田研究室/納豆菌由来のポリアミンの検出と定量方法の確立をめざす/ねばーるプロジェクト)
- File.897 長谷優月(染色体解析プロジェクトリーダー/加齢医学工学先端技術研究所でゲノム編集のリサーチアシスタント)
- File.880 杉本恭子(小田研究室/カビの胞子に着目し、安価で大量生産可能なプロセスの開発に取り組む)
- File.861 石川蒼人(佐野研究室/コウジ酸の生産経路解明に向けた研究)
- File.800 高橋雅弥(尾関研究室/機能性を高めたどぶろく製造の研究)
- File.723 山下千佳(小田研究室/紅麹カビから医薬品原料を効率的に生産するシステムの研究)
- File.693 松本佳奈(辰巳研究室/中学校の教員免許状の取得)
- File.674 橋本弓加(尾関研究室/日本酒由来の保湿成分の研究)
- File.650 七尾圭香(袴田研究室/納豆菌の研究)
- File.634 岡宏哉(坂本研究室/大正製薬 就職)